令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
ご家族の命を守るためにも、
ぜひこれから家づくりをされる方に、
知っておいていただければと思います。
このような内容を投稿をすると
傷ついてしまう方がいるのではないかと迷いました。
ですが、これから家づくりをされる方には
必要なことだと思いましたので
投稿することといたしました。
嫌な思いやフラッシュバック、トラウマになられている方は
このまま投稿をスルーしていただけますよう
お願いいたします。
奇抜な内容では決してありませんが
自分責めなどをしてしまうことがないと嬉しいです。
このブログで傷つく方がでないことを願っています。
耐震・制震・免振とは?
耐震…揺れに耐える
耐震は、建物を強くする構造。
現在の大半の住宅で採用されている耐震工法は、地震に対しては
「建築物が崩壊せず、住人が避難できること」
を前提に建物の強度で、揺れに耐える構造です。
制震…揺れを吸収する
「制震」は、ダンパーなどを使って振動を吸収する構造。
建物内部に錘(オモリ)やダンパーなどの「制震部材」を組み込み、地震の揺れを吸収する構造です。
(上階ほど揺れが増幅する高層ビルなどの高い建物には、非常に有効な技術です。)
免振…揺れを伝えない
「免振」は、建物と地盤を切り離した構造。
建物と基礎との間に免振装置を設置し、地盤と切り離すことで建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。
耐震等級とは?
等級1
数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない
数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
等級2 学校・病院レベル
長期優良住宅認定基準
避難所レベルの耐震性
等級3 警察署・消防署レベル
最高レベル
防災の拠点レベルの耐震性
THE HOUSEは耐震等級3相当
THE HOUSEでは、最高等級の耐震等級3相当が標準です。
耐震等級3は消防署や警察署などの防災拠点となるレベルの耐震等級ですので、ご家族が安心して暮らせる家づくりに努めています。
でも…
3“相当”って?
耐震等級3であることの証明というのは「設計住宅性能評価書」の発行をもって可能となります。正式に認められて初めて「耐震等級3」と言えるのです。
こちらの設計住宅性能評価書につきましては、別途費用が発生するので、弊社では“3相当”としています。
「設計住宅性能評価書」の発行することで、住宅ローンの優遇や地震保険の優遇を受けられる場合もあるので、設計の段階から要望として教えてください。
熊本地震での半壊・全壊ゼロという実績(※1)を持つ、制震ダンパー【MIRAIE】
もっと地震に強い家を目指されるのであれば、制震ゴムダンパー”MIRAIE(ミライエ)”をTHE HOUSEではオプションでお取付けができます。
“MIRAIE(ミライエ)”は震度7の加振に対して、揺れ幅を最大95%低減(※2)したという実験結果も出ている優れものです。
さらに、”MIRAIE(ミライエ)”は熊本城天守閣にも同じ住友ゴムの「制震ダンパー」が採用されています。
また、”MIRAIE(ミライエ)”は新築時のみの取り付けが可能なので、地震に強い家づくりをされたい方は、ぜひ知っておいて欲しいオプションの1つです。
※1:参照[住友ゴム工業株式会社調べ]
※2:2017年1月京都大学防災研究所でのMIRAIE軸組を使用した実大実験を住友ゴム工場株式会社が行った結果によるもの。
モデルルームではMIRAIEが見れる!
THE HOUSEのモデルルームでは、ミライエを取り付けた部分がご覧いただけるような壁の仕様となっています。
ぜひ、気になる方はモデルルームでご覧ください。
まとめ
家を建てるなら、
「安心して暮らせる家にしたい」
ほとんどの方がそう思われると思います。
もしかすると、
「ダンパーなんて意味がない」
そんなことを他社さんから
言われることがあるかもしれません。
ぜひ、どのダンパーのことを言ってるのか、
ご自身の目で確認をしていただいて、
ご納得のいくご選択ができればと思っています。
その「納得のいく選択」をするためにも、
「知らない」よりも「知る」。
今回の投稿が
その納得のいく選択となれる
情報の1つとなれば幸いです。