【吹き付け断熱】

吹付断熱は断熱、気密効果が非常に高いものになります。
家の中の温度差を少なくすることができ、ヒートショックの予防効果や屋根裏などに吹き付け断熱を行うことで快適に過ごせるようになります。

目に見えない壁内の木材が腐りカビやダニが発生し、アレルギーを引き起こしたりする場合があるのですが、吹き付け断熱だと結露の発生を抑制する効果があります。

また、壁に吹き付けた後もずれにくく、維持します。

グラスウールなど繊維系の断熱材も断熱効果を持っているわけですが、大きな違いは、繊維系断熱材の場合、壁面に隙間なく断熱材を施すことが難しいのに対し、発泡断熱の場合は隙間なく断熱材を施すことができるという点です。

断熱は、断熱材の性能だけではなく隙間なく断熱材を施し気密性を確保することも大切であり、吹付断熱はその二つを同時に行うことができるわけです。
また、吹付断熱は、一定の透湿抵抗によって内部結露が起こりにくい点も大きなメリットです。
たとえば、繊維系断熱材の場合、内部結露が起こればその重みでズレが生じ断熱性能が低下するおそれがありますが、吹付断熱材は自己接着力を持ち、壁に吹き付けた後もズレたりせず断熱性能を維持します。

吹付断熱材は各社がそれぞれ独自の製品を出しています。
そして、吹付断熱を選択したお客様の多くが、そのメリットを実感されています。

たとえば、夏、エアコンをつけても涼しくなるまで30分以上かかっていたのに、吹付断熱を施してからはすぐに涼しくなる、あるいは、冬、家の中の温度差がなくなった、といった点です。
これは家の断熱の第一の目標、過ごしやすい家になったということを体感的に感じていただけているということであり、吹付断熱工法の有効性を立証するものと言っていいでしょう。

目次

健康な住まい

吹付断熱工法を選択されたお客様の多くは結露の心配が少ないこと、そして、家族の健康という面も重視されています。

「壁内結露」という言葉をご存知の方も多いでしょう。これは、室内と室外の温度差によって壁の内側で発生する結露のことです。

壁内結露が怖いのは、目に見えないところで起き、知らぬ間に木材を腐らせたり、カビやダニの温床になることです。木材が腐れば家は強度を失いますし、カビやダニはアレルギーを引き起こす要因になります。
吹付断熱は結露の発生を抑え、それによって健康被害をもたらすカビやダニなども抑制する点で家族の健康面にも大きなメリットを持っているのです。

また、家の断熱をお考えの多くの方が、家の中の温度差を少なくすることで、冬に起きやすいヒートショックを防ぐこともお考えになっています。

ヒートショックは急激な温度変化によって血圧が急変動することで起こります。たとえば、冬、暖かいリビングから寒い脱衣所へ移動すると寒さによって血管が収縮し、血圧が上昇します。そしてその後、湯船につかり体が温まると今度は血管が拡張し、血圧が下降します。
この急激な変化によって、高齢の方や血圧の高い人は脳梗塞や心筋梗塞を起こすおそれがあるのです。あるいは湯船の中で気を失い溺死するケースも少なくありません。

こうした家族の健康面も考え、多くの方が吹付断熱を選択されているのです。

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