今日は可動棚についてご紹介したいと思います。
可動棚とは、棚板を取り外したり棚板を移動できたりする収納自由なレイアウトが可能な自在棚のことです。
その場所に合った高さ・幅・奥行に合った収納スペースを作ることができます。
玄関や収納内部、洗面所に、必要な高さに合わせて棚を設置したいとき、家の新築の後に収納を増やしたくなったとき、DIYでできると嬉しいですよね。
可動棚のメリットをご紹介させて頂きます。
取り付けが簡単!!
壁に設置した棚柱にブラケットをはめ込み、それに棚板やハンガーパイプを取り付けて作る棚のことです。棚は可動式で、好きな高さや幅にアレンジすることが可能です。
可動棚の魅力のひとつは、棚柱を壁に固定するだけという取り付けのしやすさです。
収納が足りないときには、気軽に棚が増やせます。また、棚柱の高さや幅は設置するスペースに合わせて選べるので、狭いスペースや高い場所、低い場所にも設置が可能です。
特に、新築はあらかじめ設置を前提に下地を作っておけば壁の補強といった工事が不要で、スムーズに取り付けられます。家全体でバランスやデザインが統一できるため、満足のいく仕上がりになるでしょう。
収納力が高い!!
備え付けの棚だと、収納する物を棚のスペースに合わせる必要があります。しかし、可動棚なら収納する物の形に合わせて収納スペースのサイズや位置を決められるため、収納力が高くスペースを無駄にしません。
例えば、ウォークインクローゼットの収納を可動棚にすると、コートやワンピースのような長さのある衣服とジャケットやブラウスといった丈の短い衣服でハンガーパイプの高さを変えられます。収納する衣服に合わせて棚の間隔を変えれば、たくさん収納できるだけでなく、取り出しやすくて便利です。
臨機応変に変えられる!!
棚のアレンジを自在に変えられるのも可動棚の大きな魅力です。生活していくうちに持ち物の量や好みは変化しますが、棚やハンガーパイプの数、位置を変えることで新たなシーンにもマッチする使いやすいアレンジができるでしょう。
例えば、新築住宅を購入した時点では小さかった子どもたちが大きくなったら、子どもの体格や持ち物に合わせて収納アレンジをし直せます。また、テレビ周辺などに可動棚をプラスすれば、おしゃれなインテリアコーナーの出来上がりです。
コスパが良い!!
コスパの良さも可動棚の魅力のひとつといえるでしょう。取り付け家具は割高で、一度取り付けると簡単には取り外せません。
一方、可動棚は施工がシンプルなので、工費がかなり抑えられます。新築時に可動棚を設置すると決めておけば、最初から壁の補強を加味した設計となり、余分な工事も必要ありません。後々棚を増やすときにもパーツを買い足すだけで工賃が要らないので、安くアレンジし直せます。